妊娠するということ
妊娠と出産は女性に特有の営みです。
それは生命の本能の力と言えます。
妊娠と出産は医学の分野に入っていますが『病気』ではありません。
正常な身体・生命の活動です。
この期間中には注意すべきすごし方があります。
それをしっかり踏まえて、自分で準備すれば妊娠と出産、
それに続く育児がより快適なものになることでしょう。
生命活動に意味のないことなどありません。
みんなお母さんのお腹の中から生まれてきました。
それは自分が生まれるはるか昔から、ずーっと流れる大河のごとく続いています。
『妊娠』は、実は気の遠くなるような確率で受精に成功した結果だそうです。
…
『1億円の宝くじが100万回連続で当たるようなもの』
まことに生命の営みは神秘といわざるをえません。
人知を超えた何か大いなる意志が働いて、みんなこの地上に産まれてきています。
さて私はこの身体の勉強を始めてから、妊娠と出産の大切さに気づき、
妻に理解して頂いて『自宅出産』を行いました。
産まれたその子がもう19歳になります。
その後、整体指導として妊娠から出産までかかわった女性は50名をこえると思います。
生まれた子どもたちはみんな元気に育っています。
最近では45歳の方が、初産で元気な男の子を出産されました。
現代は出生率が低下し『望んでいるのに妊娠できない女性』も多くおられることと思います。
・・・多くの方が、不妊治療をされていることでしょう。
さて妊娠の確率を高めるには、
まず身体を整えるという考え理解し、その実践を継続してやってみることをおすすめします。
生理がしっかり整うと妊娠する確率は飛躍的に高まります。
不妊症の多くの人は身体(お腹が)冷えていて、
生理が「きつい」状況になっています。
赤ちゃんのもと…『受精卵』を植物の「種」と考えてください。
その種は、芽をだして太陽の光、雨、などの自然の恵みを受けて、
ぐんぐん成長していきます。
適切な条件が整えば、それは自然に起こります。
なぜなら生命は本来、そういう力を内在しているからです。
日光が強すぎてもだめ、
水がありすぎてもだめです(水のやりすぎで植物が枯れる根腐れ)。
成長に適したほどよい条件が大切…。
女性の身体の中で、この自然の大地にあたるのが『子宮』です。
豊潤な大地でないと『種』は育ちません。
この大地の状態は毎月の生理によって知ることが出来ます。
身体は、ありがたいことに、この大地をせっせと毎月『おそうじ』してくれるのです。
これが生理の意味ですが、
自分のからだをととのえ、慈しむということは
地球環境ならぬ『子宮環境』を『ととのえること』といえるでしょう。
現在行われている不妊治療の多くは、
本人のからだの状態が(子宮環境)置き去りされているように思います。
種が育つ環境づくりを忘れないようにしたいですね。
私は今まで、身体が整い、生理が順調になると、不思議と良縁に恵まれたり、
長く子どもが出来なかった人が妊娠した、という実例を数多く経験しました。
さて、妊娠3ヶ月までは、経験上生理が「つかえている」とみなします。
事実、この期間中に流れる例も時々あります。
ご本人をひじょうに落胆されるのですが、
実は身体が子宮の『大掃除(おおそうじ)』をしているようなのです。
事実、ほとんどの方は(私の経験では全員)、その後3ヶ月から半年以内に妊娠し、出産されました。
・・・二回妊娠し、二回この期間中に流れた人がいました。
しかし、三回目に妊娠し、元気な赤ちゃんが生まれてきました。
このような例は実によくあります・・・『流れる』ことは決してお母さんの責任ではありません。
そして妊娠4ヶ月に入って正式な妊娠とみなします。
安定期に入ったら、ひとまず安心です。
もちろん、お腹の赤ちゃんを育むためにも
身体と衣食住を気をつけ整えるのは大切です。
育てつつあることを自覚して
出産のその日まで妊婦生活を過ごしましょう。
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